2000年3月25日(土)
「お好み焼off」
※タイトルは青海苔の色♪
参加者:
ジン、コータロー、かつえ、かく、まさよし、くろちゃん、蛍光、だい、亜季。、エミ−




「みんなでじゅうじゅう…あぁ!ソースのこげる香ばしさに笑顔もほころぶ『お好み焼きオフ』」をやりました!(長いタイトルだ(笑))みんな大好き、身近な食べ物だけあって、食べ歩記BBSにはいくつものおすすめのお店があがりました。その中で今回は、水戸でも老舗のお店、南町の「もも太郎」に行ってきました。
今回はデジタルカメラを忘れてしまい、以前“妹尾河童のような”とおほめいただいたこともある(笑)、手書きイラストのレポート。もちろんあんな巨匠のようにはいきませんが…



※ロゴはソースの色♪
お好み焼・鉄板焼 もも太郎
※名前は紅ショウガの色♪
水戸市南町1-4-5 tel.029-226-5957
南町のスクランブル交差点を千波方面へ、しばらく進んで左側、1階に「パスタマンジャーレ」というイタリアンレストランがあるレンガ色のビル、その階段を上がった3階。看板が出ているのですぐわかると思います。営業は10:00pmまで。

※地の色は…そう、マヨネーズの色♪

以下はご参加いただいた皆様。水戸を離れるだいさんの送別会でもありました。

オフははじめてというジンさんもも太郎を一押ししてくださったコータローさんおなじく宴会でよく利用されるというかつえさんもも太郎ビギナーは、久しぶりオフ参加のかくさんさすらいのバイカーまさよしさんムードメーカーくろちゃん、2回目のオフ参加の蛍光さん、卒業おめでとう!主賓の(笑)だいさん髪を切ってイメチェンの亜季。さん、エミ−、の10人。
記憶をたよりにかいてますので、全然にていません(泣)ごめんなさい。これよりみなさん、当社比300%は美男美女、ということで(苦笑)手に持っているのはお好み焼の必須アイテム「コテ」です。

この日食べたのは、広島焼スタンダード(1,000円)、関西焼ミックス(1,000円)、大阪風ネギ焼(800円)、鉄板焼のイカ、タマネギとウインナ、仕上げに焼ソバ、箸休めにおつけものの盛り合わせ。参考に他のメニューもご紹介すると、イカ、ブタ、エビ、牛、じゃがいも、卵の入った五味焼玉、プラス貝柱とカキが入る七福焼ジャンボエビ玉100gステーキ玉なんてスペシャルも。韓国風お好み焼のチジミや、大阪風のイカ焼、焼ソバのオムレツ風ロール焼などなど、楽しいメニュー、おつまみ類も充実です。
で、それぞれのお味はというと…

広島焼スタンダードしっとりパリパリ。」
いろいろな具と、この日はウドンが入って、ソース、マヨ、青海苔にカツオブシはセオリーどおり。幾層にも重ねられた具は、特に野菜がしっとりと蒸し焼きになった状態で、ウドンもふんわり柔らか、しかも上下のしっかりと焼かれた面はパリパリと香ばしくて、おいしかったです^^
関西焼ミックスふんわりさっくり。」
こちらは対照的、厚みを持って焼き上げられたそれは、まるで具沢山の厚焼き卵のよう。箸を入れるとさっくりとほぐれ、少量のタネでつながった具がふんわりと口に広がります。小麦粉を溶いたのを焼いた、お焼きのようなモチモチ感覚とは全然違います。あれはあれでおいしいですけれど、ね^^

大阪風ネギ焼さっぱりトロ〜リ。」
ソース味が続いたところで嬉しい不意打ち、長ネギ、桜エビ、切イカ、紅ショウガだけのお好み焼きがさっぱりと醤油味なのです。たこ焼きの食感ににた、トロリとした口当たり、ネギの焦げた香ばしさ、桜エビと切イカがいい味出しになって、シンプルながらおいしいお焼きでした!^^



鉄板焼と焼ソバ
何の変哲もないタマネギの鉄板焼きなのですが、しっとりとアメ色に焼き上げられて出てきてビックリ。お好み焼を焼く間に、はじっこに転がしておいた野菜焼き…とはまったく違う、仕事をしてあるタマネギ焼なんです。鹿の子のイカも塩味が効いてプリッとした食感。〆の焼そばも、強火でジュージュー、しっかり味のおいしさ。お家のフライパンでは出せない味なんでしょうね〜^^

お好みコラム・これが「もも太郎」だ!
A.細い階段を上がって3階。混雑時にはちょっとスモーキーな店内。
B.インテリアにかなりガーデニング入っているトイレ。
C.パーテーションの上に漫画が並んでいます。一人できたなら焼けるまでの間つなぎに迷わず一冊。
D.小上がり。グループならゆったり座布団で。柱・出窓のあたりは狭くなっているので大柄な方は注意。Dの位置はTVが全然見えないので注意。
E.ここでついたての一区切り。
F,G.ここの窓が外から見ると「もも太郎」のステッカーが貼ってある位置。
H.トロフィーなどのディスプレイに混じり、エプロンやタバコがストックしてある。
I.カウンター席。目の前で焼き上がるのを待って食べるのはまた格別。
J.聖域。キリッとかっこいい、大阪弁も素敵なマスターは似てないけれどこんな感じ。


お店の特徴は“広島風と関西風の2とおりが選べる”こと。…メニューは、ぶた玉、いか玉、牛、えび、かき、珍しいところで貝柱、という風に具別にあるのですが(600〜1,500円)、焼き方を広島風か関西風かを選べるのです。

お好みコラム・「広島風と関西風」について
みなさんよくご存じでしょうが…広島風と呼ばれるスタイルは、はじめに粉を溶いたタネをクレープのように薄く広げ、もやしや千切キャベツ、肉などの具をこんもりと積み上げ、量が1/3ぐらいになるまでしっかりと蒸し焼きに。傍らで中華麺かウドンを炒め、先のお好みを返してのせ、さらに半熟状に焼いた卵に重ねて焼き上げる…というもの(かなりはしょってますが)。山盛りの具が焼き上がるまでの職人芸も見物です。そして関西風は、関東でもなじみのある具とタネを混ぜたスタイル。山芋をいれたふんわりタネにみじん切りキャベツ、厚みをキープしつつ、表面はカリカリに、中はふんわりと焼き上げる。そして、銀色の小さいヘラ「コテ」で切り分けながら食べれば、最後まで熱々るというわけです。…てな感じで、地元の皆様、正解ですか?^^;

そして、“関西人のマスターがプロの技術で焼き上げるウマウマお好み焼”だということ。…お好み焼は自分で焼いて食べるのも醍醐味のひとつですが、プロの焼き加減は最高!。自分で焼く派の方も、ぜひ一度お店の方が焼いた物を食べてみると、参考になります。ふんわり、さっくり、こんがり、の焼き立てを、目の前の鉄板に運んできてくれるのです。

お好みコラム・うまい焼き方8箇条
あくまでもエミー個人の8箇条ですので(笑)。市内あちこちを食べた時の、それぞれのマスターから聞いたイロイロをまとめた結果、今のところこのあたりに落ち着いています。いやこの方がうまい!それは間違っている!などありましたら教えて下さい(笑)。あ、ちなみにもも太郎のマスターには、まだ聞けないでいます。新参者ですし…ゆっくり、じょじょにね・(苦笑)。タネと具を混ぜる「関西焼」の場合です。地元の方々は、広島風だって自分で焼くそうですよね。あっちは難しそう。感心しちゃいます。

その1鉄板油はひかえめに
油っぽくなるので、火をつけて熱してから、少しの油をよく塗りのばすぐらいで。使い込んでいる鉄板は焦げることはありません。
その2
タネ混ぜるならサックリと
なるべくふんわり、空気を含むように混ぜるそう。あの小さな入れ物では難しいですけれどね(笑)。ちなみにブタ玉などの場合、カリッと焼けるようにた一緒に混ぜないで先に置く、なんてやり方もありですよね。
その3
のせたら平たくならさない
そんなに薄くのばさないで、ある程度厚みを持たせた方がふんわり、さっくり仕上がるようです。ひっくりかえすのにも、大きいとうまくいきませんし(笑)。
その4
外周10mm返しの目安
語呂あわせで10mmとか言ってますが、ようは1cm、別にミリ単位でこだわっているわけではありません(笑)。外側から1cmぐらいが焼けて固まってきたら返す目安、何度も裏側を持ち上げてのぞいたりしないで、じっくり待つ方がいいみたい。
その5ペンペンペンペン叩かない!
慣れなければ慌てず両手で。当然ながら向こうから手前に返す。で、返した後に上からギューっと押し付けたり、ペンペんとたたいたりすると、せっかくふんわり焼けたのに台無しです。形をととのえる程度でOK。
その6
味付けそれぞれお好みで
反対側を焼いているうちに、お好みでソース、マヨ、青海苔、カツオブシなどで味付け。すると、ソースもあたためられ、鉄板に流れたはじっこがジューとこげて、おいしさ倍増・。醤油でさっぱり、七味とうがらしなんかもいけます。
その7
コテで四角く切りきざむ
味をつけ終わったらそろそろ焼き上がりです。そうしたら、コテで図のように切り分けるのがどうやら関西風。なぜなら、この一辺ずつとって食べれば、残りは鉄板の上で熱々をキープ、最後までベストな状態で食べられるから、なのだそう。なるほど。
その8
鉄板消
すのを忘れずに
そんなわけですから、食べ始める時点で火を消すのを忘れずに。余熱で保温できます。消し忘れは悲惨です(笑)


その後は、お時間のゆるす方々で近くのバー「銀の月」へ流れ、カクテルなど飲みながら、だい君をつかまえて“社会人の心構え”などとおせっかいトーク(笑)。楽しい時間を過ごしました。

今回もお腹いっぱい食べました!お店のセッティングをしてくださったコータローさん、ご協力いただいたお店の皆様に感謝いたします。最後に、お好み焼推進委員会提唱の「お好み標語」を復唱してお別れしましょう。“食事後は 青海苔チェック 忘れずに”…みなさん徹底してくださいね〜!:-p

エミー

追記:閉店してしまいました… 2003年3月7日(金)
おいしいお店だったのに、残念です。





<<<前へ戻る  (C)1998 MITOTABE all rights reserved.